こんにちは。Emi(@Emi07033909)です。
糖尿病専門医試験対策に糖尿病専門医ガイドブックから、重要事項や、過去に出題された内容をまとめてみました。
参考文献は糖尿病専門医研修ガイドブック第8版からです。
リンク
間違いなどあるかもしれません。参照は自己責任でお願いいたします!
胎盤
ブドウ糖、アミノ酸、FFA、ケトン体は胎盤通過。
インスリン、グルカゴン、GHは通過しない。
妊娠変化
妊娠初期はブドウ糖需要少なく、母体は脂肪蓄積↑
妊娠後期は胎児へのブドウ糖供給↑hPL(抗インスリン作用)、プロゲステロン、TNFα、胎盤でインスリン分解=母体はインスリン抵抗性↑=ブドウ糖の利用を抑制し、脂質分解=ケトーシスになりやすい。
高血糖の影響
妊娠初期高血糖=先天異常。形成異常。DKA、網膜症(評価は初期・中期・後期1回ずつ。網膜症あるときは2-4週に1度)・腎症悪化。
中後期高血糖=児の膵β細胞過形成、高インスリン血症、巨大児、新生児低血糖、低カルシウム血症(肝25ViD↓)、ARDS(肺サーファクタント↓)、多血症(造血細胞↑)=Bile↑(+肝のglucuronyl transferase↓)
逆に体重増加が少ない場合:神経管閉鎖不全
妊娠に適した状態
- HbA1c<6.5%,
- 網膜症なしor良性に安定
- 腎症2期まで。
検査
HbA1c中期low後期high
GA妊娠中low. 新生児低血糖が増えるのはGA>15.8%
FDAカテゴリーBリスプロ、アスパルト、デテミル。
薬剤
降圧薬ACEi/ARB胎児毒性⇒メチルドパ
スタチン,フィブラート催奇形性
リトドリンやステロイド投与で血糖上がりやすい。
コメント