こんにちは。Emi(@Emi07033909)です。
糖尿病専門医試験対策に糖尿病専門医ガイドブックから、重要事項や、過去に出題された内容をまとめてみました。
参考文献は糖尿病専門医研修ガイドブック第8版からです。
間違いなどあるかもしれません。参照は自己責任でお願いいたします!
小児
疫学
14歳以下でのT1DM発症は欧米の1/20~/30だが、T2DMの発症は欧米より多い(特に中学生)20%非肥満、80%肥満。
肥満度(実測ー標準/標準*100)>20%=肥満。女子では非肥満が多くて、インスリン分泌が低下している。
低出生体重(DM家族歴少ない)or高体重(母親DM)で発症率増加。
小児OGTT=BW:1.75g
10代だとT1:T2=1:1 中学生以降は1型よりもT2DMの発症率が高くなる。
思春期発症1Aは女児が多い。乳幼児では抗体陰性の1Bが多く、男女差はなし。
1型糖尿病関連遺伝子
- HLADRB1*0901-DQB1*0303,
- DRB1*0405-DQB1*0401,
- DRB1*0802-DQB1*0302
1型糖尿病併発症
- 甲状腺機能低下症
- セリアック病
- 悪性貧血
- 白斑
- 甲状腺機能亢進症
- 副腎不全。
甲状腺抗体陽性率20-30%, 診断2年ごとにホルモンと抗体を測定する。
治療
DKAの死亡原因60-90%が脳浮腫
思春期T1DMの女性で摂食障害が多い。insulin omission=勝手に減量あるいは中断すること。
機械
medtronicは年齢制限ないが、dexcomは2歳異常、リブレは4歳以上
CSII適応:重症低血糖が反復、血糖値の変動が大きい、コントロール不良、大血管リスク高い、生活様式に応じた選択など
治療
食事は標準体重に対するエネルギー必要量の90-95%。運動量は一日摂取エネルギーの10%以上を目標に(小児2型糖尿病5-10%程度の運動療法を併用)。合併症スクリーニングは診断2-5y 11歳から
小児の適応があるのはメトホルミン(10歳~max2000mg)、グリメピリド(9歳~)、インスリンだけ
糖尿病キャンプは1925年デトロイトからはじまり日本では1963年が最初
高齢者
65歳以上 1/6糖尿病: 加齢に伴い内臓脂肪↑筋肉↓肝インスリン抵抗性↑身体活動量低下に伴うインスリン抵抗性↑ミトコンドリアROS 酸化ストレス↑β細胞テロメア短縮でインスリン初期分泌↓
老年症候群
高齢者に多い、医療・介護を要する症状または徴候。認知症、ADL低下、サルコペニア、フレイル、転倒骨折、うつ、低栄養
- 身体的フレイル:体重減少、疲労感、歩行速度↓、筋力低下、日常生活活動量低下 >3つ
- 広義のフレイル:上記に認知機能障害+手段的ADL低下も含む
高齢者総合機能評価
- 身体機能
- 心理機能
- 認知機能
- 栄養
- 薬物(服薬アドヒアランス)
- 家族状況やサポート
- 社会・経済状況
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